
「チケットを買ってくるから、ちょっとそこで待っててくれるかい?」
「ええ、よろしくね」
***平安神宮神苑***


「へえ、綺麗なものね」
「うん、散り初めの桜というのもフゼイがあっていいものだね。こういうのをニホンの言葉でイサギヨイ・・・というのだろう?」
「あら詳しいのね」
「シンディが住んでる国のことだからね、勉強したんだ」
「ふーん」
(シンディが旅先で知り合った男だっていうから、どんなものかと思っていたけれど、
意外に本気っぽいわね。それに・・・・・・)

( くやしいけどハンサムだわ。
・・・っていうか、男のくせにどーしてこんなに花が似合うのよ!?)

「ん?」

「どうかしたのかい、シャーリー」
「いいえ、なんでもないの」
「そ、そうカイ? なんだか、とっても怖い目でにらまれてたような気がするんだけど・・・」
「気のせいよ^^」
